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敏腕秘書は限られた時間でも「食」を楽しむ 味の素社員のご飯ルール#20

敏腕秘書は限られた時間でも「食」を楽しむ味の素社員のご飯ルール#20

2023/04/27

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おいしいものを食べるのはすごく幸せなことなのに、その支度となると話は別。献立にはじまり、食材の準備、調理から後片付けまで、「今夜は何を作ろうか…」と考えるだけで疲れてしまうことも。

楽しいはずの食事が、悩みの種になってしまうのは、ちょっともったいない気がしますよね。でも実際のところ、みなさんはどうやって日々の営みをこなしているのでしょうか?

そこで、「AJINOMOTO PARK」編集長が自ら、社員の食卓をのぞき見。食べることが大好きな味の素社員の食生活や、ごはんに関する工夫などをシリーズで取り上げます。

今回ご紹介するのは、味の素社で秘書を務める三﨑さんのご飯ルールです。

インタビューした人

秘書部

三﨑 陽介さん

2016年入社。現在は秘書部で伊藤特別顧問の政策秘書を担当。日々の情報提供や資料作成を通じて、適時適切なサポートを行っています。

  1. 新聞5紙から始まる朝食は効率重視の「シリアル」
  2. 忙しい平日も基本的に自炊!食事を効率よく摂るコツ
  3. ルーツはイギリス⁈無類のカレー好きは休日にはカレーを仕込む!
  4. 食後のデザートは幸せな気持ちで1日を終えるマイルール

01
新聞5紙から始まる朝食は効率重視の「シリアル」

三﨑さんは、新卒で味の素社に入社し、量販店に向けた家庭用商品の営業を経験。2021年からは秘書部に異動し、伊藤特別顧問の秘書として、味の素社を支えています。政策秘書としての主な仕事は、役員の活動スケジュールからサポートすべき範囲を予測し、必要な情報を収集・分析・整理した上で役員に提供することです。役員の活動フィールドが多岐にわたることから、食品以外の様々な業界情報に精通する必要があるそうです。

そんな三﨑さんのモーニングルーティンは、新聞5紙に目を通すこと。必要なときに情報をパッと差し出せるように準備しておかなければいけない秘書にとって、情報のアップデートは欠かせません。

でも、出社前の限られた時間で、新聞5紙を読み通すのはなかなか難しいもの。そこで、三﨑さんは朝食として「あるもの」を食べているのだといいます。

「朝は頭が冴えているので新聞をはじめとした読書の時間に充てるため、朝食には牛乳をかけるだけでできるグラノーラを食べて、一瞬で終わらせます」

02
忙しい平日も基本的に自炊!食事を効率よく食べるコツ

忙しい毎日の中では、栄養バランスを考えて食事を選ぶ余裕がないもの。普段の食事はどうされているんですかと聞いてみると、食事を効率よく食べるための工夫をいくつか教えてくれました。

「平日は出社することが多いので、昼食は社員食堂で食べることが多いです。いろいろなメニューがあるので何を食べるかは気分によって変わりますが、メニューによく追加するのは味付けたまごですね。ラーメンコーナーにトッピングとして置いてあるのですが、ラーメン以外のメニューを選んだ日でも味付けたまごだけ買って食べることがよくあります。卵を食べておけば、栄養を補えるんじゃないかなと思って」

また、夕食は自炊している三﨑さん。自炊において、効率の良い食事にするポイントは「野菜の常備」だといいます。

「生でも食べられる野菜を冷蔵庫にたくさんストックしておくようにしています。今日の夕食は肉だけになっちゃったな…というときも、トマトやアボガドなら切ってすぐに食べられるので」

また、加熱が必要な野菜は、みそ汁にして食べるのがマイルール。

「火を通さなければいけない野菜は、みそ汁にしています。これは衛生的に問題があるかもしれないのですが、時間があるときに大鍋でまとめてつくって2日くらいかけて食べています。キャベツとみそ、「ほんだし®」を鍋に入れて煮るだけ。キャベツは食べ応えもあるし、栄養も摂れるし、すべてにおいて最強という感じがするので」

そのほか、「お惣菜や冷凍食品など、基本的には頼れるものはなんでも頼る」と話してくれた三﨑さん。健康に良い食事をしようと考えると、ついつい力んでしまいがちですが、出来合いのものや冷凍食品をうまく使いながら、少しでも栄養を摂れるよう意識していきたいものですね。

03
ルーツはイギリス!? 無類のカレー好きは休日にはカレーを仕込む!

忙しい平日は効率性を重視した食事をする三﨑さんですが、時間のある休日は凝った料理を作るのも好きなのだとか。中でもよく作るのは、カレーだといいます。

「市販のカレールーを使って作る家庭的なカレーも好きですが、スパイスカレーを作るのも好きですね。台所にはスパイスが並んでいる棚もあります。中には買うだけ買ってほとんど使っていないスパイスもあるんですけど(笑)。カレーは食欲がないときでもスパイスの香りに刺激されて食べられるんですよ。グツグツと煮えている鍋の音を聞きながら、本を読む時間が好きです」

そんな三﨑さんが無類のカレー好きになった背景には、生い立ちが関係しています。

「中学校2~3年生まで、親の仕事の関係でイギリスに住んでいたことがありました。イギリスには歴史的にインド料理屋さんがたくさんあって、『ザ・インド料理』みたいな食べ物を食べる機会が多かったんです。思い返せば、カレーが好きになったのはその頃からかもしれませんね」

カレーへの愛や関心は尽きることなく、社会人になってからスパイスを揃え始め、自分でもカレーを作るようになったのだそう。ちなみに、カレーと一緒に食べる主食として、白米の代わりにあるものを取り入れているのだとか。

「カレーを食べるときはクスクスと一緒に食べます。クスクスはポロポロとした粒状のパスタで、モロッコ料理によく使われる食材なんですが、お湯をかけて2分で食べられるんですよ。ご飯を炊くのが面倒だけど、カレーが食べたいというときに愛用しています」

もともとスーパーマーケットめぐりが好きで、面白そうな食材を見つけては試していたという三﨑さん。食への飽くなき探求心は、日常の中に当たり前に溶け込んでいました。

04
食後のデザートは幸せな気持ちで1日を終えるためのマイルール

1日の最後にデザートを食べる。スイーツで1日を締めくくる理由には、こんな想いがありました。

「1日をちょっと幸せな気持ちで終わりたいというか。仕事をしていると理不尽だなと思うことって誰でもあると思うんです。でも、甘いものを食べて眠ると、翌日にはケロッとしていたりするじゃないですか。夜遅くなったときは砂糖なしのヨーグルトを食べるとか、太らない工夫はするんですけど、食後のデザートは欠かせないですね」

「秘書」「効率重視」「イギリス在住経験」……そんなクールなイメージとはちょっと違う三﨑さんのおだやかな人柄が良くわかるマイルールがあることがわかりました。

中でもお気に入りのデザートは「バニラアイスのオリーブオイルがけ」だそう。

「小豆島旅行したときに、ソフトクリームに島名産のオリーブオイルをかけたものを食べて、それがめちゃくちゃおいしかったんです。あの味を自宅でも再現できないかなと思ってバニラアイスに『AJINOMOTO®オリーブオイルエキストラバージン』をかけてみたら、限りなく近い味になって。手ごろな値段のアイスでもリッチな味わいになるので、ぜひ試してみてほしいですね」

バニラアイス以外でも、日ごろから外食で食べておいしかったものを自宅でどう再現できるかを意識しているそう。これは味の素社の役員の方々からの教えなのだとか。

衣食住の中でも生きるうえで欠かせない「食」に関心を持ち、家庭の食卓に並ぶ商品を扱うメーカーに入りたいという想いで味の素社に入社した三﨑さん。現在は、担当している伊藤顧問に連れられてレストランで食事をすることもしばしば。一方で、おもしろい食べ物を探したり、家庭で外食の味を再現したりと身近な食でトライアンドエラーを楽しんでいます。

忙しい毎日の中でも、三﨑さんのようにメリハリをつけて「食」を楽しむことを大切にしていきたいですね。

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